彼からプロポーズされ、新たな生活への第一歩。入籍にあたり何をしていいか分からない。入籍後の住所・氏名変更など沢山ありすぎる……結婚にともなう準備・手続きはたくさんあります。
入籍後は、住所・氏名などの変更に関する各種手続きも必要。特に苗字の変わる女性は、男性に比べて手続きが多くなる傾向があります。
そこで今回は、プロポーズから入籍・入籍後の手続きまでを効率よく進める方法をご紹介します。
この記事を読めば、「何からやったらいいかわからない!」と思っている入籍後の手続きもスムーズに行うことができるでしょう。
また最後に貴重な平日休みにスムーズ手続きが進むようにモデルコースを紹介しています。是非参考にしてみて下さい!
入籍後~2週間以内に手続きしておくとよいこと
入籍直後は何かと忙しい場合もありますが、次の7つの手続きは最低限行っておくようにしましょう。
1.運転免許証氏名・住所・本籍変更
2.健康保険証氏名・住所変更
3.マイナンバーカード氏名・住所変更
4.銀行口座氏名・住所・届出印変更
5.各種クレジットカード氏名・住所変更
6.各種保険 氏名・住所・受取人・・指定代理請求人・引落口座変更
7.印鑑登録
手続きをスムーズに進めるため、7つの手続きについて詳細をまとめています。
手続きをするために必要なものも確認しておくと二度手間にならなくて良いでしょう。
1.運転免許証氏名・住所・本籍の変更方法
誰:本人or併記されている代理人
場所:
・自宅を所轄する警察署
・免許更新センター
・運転免許試験場
持ち物:
・運転免許証
・新指名・新住所・新本籍が確認できる書類(住民票やマイナンバーカードなど)
・運転免許証記載事項変更届
・委任状(代理人の場合)
手数料:
住民票の手配に300円
※免許変更自体は無料
2.健康保険証氏名・住所変更
誰:本人
場所:勤務先。個人事業主なら自宅を管轄する市区町村窓口
やり方:
指名変更後に必要書類を役所で提出
手数料:
無料
3.マイナンバーカードの氏名・住所変更方法
誰:本人
名前変更後14日以内に変更が必要
場所:
住民票のある市区町村役所(場)の役所戸籍住民課の窓口
マイナンバー専用窓口
手数料:無料
4.銀行口座の氏名・住所・届出印変更方法
誰:本人
場所:最寄りの支店、口座開設した支店、アプリやインターネット
持ち物:
・通帳
・キャッシュカード
・届出印
・新しく登録する印鑑
・本人確認書類(氏名・住所変更後の免許証や住民票など)
上記を持参して変更手続きを行う
(アプリの場合はアプリ上で手続きをして本人確認書類を郵送する)
手数料:無料
5.各種クレジットカードの氏名・住所の変更
誰:本人
変更に必要となる書類の取り寄せ
Web上で変更可能なカードもあるため問い合わせ
手数料:無料
6.各種保険 氏名・住所・受取人・指定代理請求人・引落口座の変更方法
誰:本人
場所:保険会社もしくはインターネット
変更に必要となる書類を取り寄せて記入後に提出
(Web上で対応可能な場合もあり)
手数料:無料
7.印鑑登録の変更方法
誰:本人
場所:住民票がある市区町村窓口
持ち物:
・新しい印鑑
・本人確認書類
手数料:300円前後
自治体により異なり無料のところもある
平日1日で行う入籍後の手続きモデルコース
実際に私が効率よくまわったやり方を紹介!
当日の持ち物チェックリスト
□婚姻届(記入漏れ、ミスがないか確認しましょう)
□ 戸籍謄本(本籍地以外で提出する場合)
□ ふたりの旧姓印鑑(訂正が発生した際に必要になります)
□ 身分証明書(写真付きの運転免許証やパスポート)
□ 両親の同意書 (※未成年の場合)
その他の手続きも行う場合持ち物チェックリスト
【共通】
□ 各種書類発行のための現金
□ 本人確認書類
【転入】
□ 転出証明書
【マイナンバーカード関連】
●マイナンバーカードの氏名・住所変更の場合
□お手元のマイナンバーカード
●マイナンバーカードを発行する場合
□通知カード
□証明写真(縦4.5cm×横3.5cm)
【運転免許関連(住所・氏名変更)】
□使用中の運転免許証
□本籍が記載された住民票
【銀行関連(住所・氏名・届出印変更)】
□ ご利用の通帳やキャッシュカード
□ 旧姓の印鑑・新姓の印鑑
●氏名変更をする場合
□ 旧姓・新姓が確認できる本人確認証明書(戸籍抄本、運転免許証など)
●住所変更をする場合
□ 転居先の住所が記載された本人確認書類
※お使いの銀行によって手続きが異なる場合があるため、必ず事前にご確認ください
【パスポート関連】
□ 使用中のパスポート
□ 証明写真(縦4.5cm×横3.5cm)
□ 戸籍謄本または戸籍抄本
※新しい戸籍謄(抄)本ができるまで日数がかかるので、入籍日当日の更新は難しいです。旅行の予定がある場合は、余裕をもって申請を行いましょう
※申請前に、必ずお近くのパスポートセンターHPにて持ち物をご確認ください
たくさんある手続きですが、順番を考えれば、1日で効率よく済ませることが可能です。
平日1日お休みをとって、婚姻届の提出から最低限必要な手続きをしておきたいという人は、次のモデルコースを参考にしてみてください。
「婚姻届」「運転免許証」「マイナンバーカード」「銀行」「各種クレジットカード」「各種保険」「印鑑登録」の手続きを1日で済ませる手順は次のとおりです。
スケジュール
時間 | やること | 必要書類 |
9:00 | 【入籍】・新居のある役所へ「婚姻届」を提出し、「婚姻届受理証明書」を入手。【転入手続き】14日以内に入手した「転出証明書」と「転入届」「婚姻届受理証明書」を提出し、新住所・新氏名が記載された住民票を取得する。※転出証明書は予め引越し前住所の役所から所得する必要がある。市内への引越しの時は必要ない場合もある。 | 戸籍謄本(本籍地の役所に提出する場合は不要)、印鑑(訂正があった場合のため、持参するといい)、本人確認書類(運転免許証やパスポートなど) |
10:00 | 住民票の写し取得 | 本人確認書類、手数料(入籍後転職がある人は2部準備しておくと入職後提出が必要になった場合にも慌てないですよ) |
11:00 | マイナンバーカード・通知カードの氏名変更の届出 | マイナンバーカードまたは通知カード |
12:00 | ランチタイム | 休憩は必要ですよ待ち時間がある場合は有効的に |
13:00 | 警察署で運転免許証の氏名・住所変更 | 運転免許証、運転免許証記載事項変更届(用紙は警察署や運転免許試験場にある)、住民票の写し(本籍を変更する場合は、本籍地入りの住民票を手配) |
14:00 | 銀行口座変更(マイナンバーカードの住所変更ができるor新しい住民票が手に入ったらすぐに銀行で手続きができます) | 預金通帳、キャッシュカード、新姓・旧姓の届け出印、本人確認書類(運転免許証など旧氏名と新氏名の両方が確認できるもの |
注意!土日や祝日にできない手続き一覧
注意が必要なのは土日、祝日に出来ない手続きもあります。貴重な平日を有意義に使うためにもどういった手続きができないのか確認しておきましょう。
先程の手続きモデルコースとあわせて計画を立てる際に役立ててくださいね。
土日、祝日にできない手続きは以下のとおりです。
・健康保険証氏名変更
・マイナンバーカード氏名・住所変更
・銀行口座氏名・届出印変更
・印鑑登録
基本的に役所や銀行などは土日祝日に窓口が開いていないため手続きを行うことはできません。
また、警察署で日曜日に運転免許証の記載内容を変更することはできません。日曜日に手続きをしたい場合は、免許更新センターや運転免許試験場などの開いている窓口に問い合わせてみて下さい。
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